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燃料電池車とは
水素と酸素を動力源として走るクルマ
FCVとも呼ばれる近未来の中心となる燃料電池車は水素と酸素を動力源として走るクルマです。

電気自動車と比べ航続距離が長く、充電時間も約3分でできるとあって、究極のエコカーと言われています。燃料電池車は空気中の酸素と燃料である水素を反応させ電気を作り、車の床にあるバッテリーに充電させモーターを動かして走ります。
電気自動車と同様に、走行中に温室効果ガスの二酸化炭素や、大気汚染の原因となる窒素酸化物などを全く出さない、トータル的に優れた新しいエネルギーで走る究極のエコカーです。
燃料電池車の歴史は
燃料電池車はトヨタがガソリン車に変わる本命のクルマとして20年以上も前から開発を進めてきました。
2008年に特定のユーザー向けに発売した「トヨタFCHV-adv」は、それまで課題だった1回の水素充填の航続距離を、約330km*から約830km*まで向上させることに成功。さらに-30℃の寒冷地での低温始動走行も可能となり、実用上ほぼ支障の無い走行性能を達成し、市販化への大きな足がかりとなりました。
そして2013年「第43回東京モーターショー2013」にて次世代燃料電池自動車「TOYOTA FCV CONCEPT」を世界初出展したのです。そのコンセプトモデルを原型に2014年度中に市販車として発売を発表しました。
(*10.15モード)
有害物質を一切出さず、出るのは水だけ
燃料電池車はフロント部から酸素を取り込み、燃料である水素と反応させることで電気エネルギーを発生させます。その電気をモーターに伝え車を走行させます。走行時に輩出されるのは水蒸気だけと環境にもやさしく、まさに理想のクルマと言えそうです。走行時のゼロエミッション(二酸化炭素の排出量ゼロ)を実現する本命の車です。
燃料電池車のメリット&デメリットは
従来の車の性能を維持するとともに、ずば抜けた環境性能を誇る燃料電池車は多くのメリットがあります。
[メリット]
エネルギーは水素
燃料となる水素は多様な1次エネルギーから製造可能です。
環境にやさしい
ゼロエミッションによる走行中のCo2排出量がゼロ。
走行性能
・モーターで駆動するクルマならではの滑らかな走りと静粛性
・発進から低速〜中速域の加速の良さ−エネルギー効率が約3倍と高い。
使い勝手の良さ
・航続距離はガソリン車と変わらない約700q
・燃料となる水素の充電時間は約3分
・氷点下での始動性は-30℃から可能なので、寒冷地での走行もOK!
居住空間の良さ
・内燃機関(エンジン)が不要なため、車内空間を広く取れる。また、部品点数が内燃機関(エンジン)に比べ大幅に少なく、部品交換も容易で故障の際の修理コストも抑えられる。
[デメリット]
充電する場所が限られる
充電用のスタンドが限られているため、長距離ドライブは少々不安。
価格が高い
普及するまでに時間がかかるため、車の価格が高いのと車種が限定される。
将来的にはいくらになるの?
トヨタが2014年12月15日に発売したFCVカー「MIRAI」は販売価格が670万円(税抜)です。
これに対して補助金や優遇税制による減税処置があります。
○エコカー減税
・自動車重量税 約30,000円
・自動車取得税 約180,900円
○自動車グリーン税制
・自動車税(翌年度) 約22,000円
○CEV補助金
・クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金 約2,020,000円
これにより約2,252,900円の優遇処置で、実質的な価格は4,471,100円(税抜)ということになります。
それでもいくら補助金が出ても高級車と変わらない価格なので、普及は難しいようです。なので2025年には補助金制度を使って1台当たり200万円台で購入できるように計画しています。
燃料を補給する水素ステーションは?
まだ全国に17ヶ所しか水素ステーションはないので、せっかくFCVが発売されても燃料補給ができません。
ということから2015年度中に国が中心となり、さらに100ヶ所の水素ステーションの整備を目指しています。ただガソリンスタンドの設置費用1ヶ所当たり1億円と比べ約5倍の費用が掛かるため、設置基準を見直し、より費用を抑えるよう検討しています。これは日本経済の中心である自動車産業がさらに発展し、国際競争力を維持、リードしていくための施策でもあるようです。
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