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EVカーとプラグインハイブリッドカー(PHV)の充電システム

電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)環境にもやさしい次世代環境車
このようなEV&PHVカーは、外部電力によって充電する必要があるため、電気自動車充電器の設置が不可欠となります。日本国内のエネルギー基本計画では、普通充電器200万基、急速充電器5,000基が予定されています。
現在では、公共を始め、民間ともに設置を押し進めています。


充電システムの種類

EV&PHVカーの充電方式は大きく分けて3種類になります。
一般家庭用として普及している単相100Vや200V。業務用として普及している三相200V(動力)になります。
これらのクルマを充電するには、専用充電設備が必要となります。
ただし、100V用電源は一般家庭用電源から供給できるため、専用のコンセントなどを設置するだけで容易に充電システムが完備できます。

100Vの電源を利用した充電方式は、一般家庭からカンタンに充電でき、システムも容易にでき、一般に使用されている平刃15A接地極付コンセントを使用します。

200Vの電源を利用した充電方式は100Vタイプの約半分の時間で充電できるのが特徴です。
200V充電用コンセントはいくつか種類があります。接地する前に対象となるクルマのプラグ形状を確認する必要があります。

動力用の電源を利用した充電方式は急速充電が出来るのが強みです。
動力電源を利用し、普通充電の約30倍以上の速度で充電することができ、約15〜30分という短時間で約80%まで充電することが可能です。

以下にカンタンに充電システムを表にしてまとめてみました。

充電システム比較
電源 100V(単相100V) 200V(単相200V) 動力(三相200V)
充電場所 一般家庭 一般家庭/公共設備 公共設備
充電タイプ 普通充電 普通充電 急速充電
1回の充電時間と
充電容量は?
約14時間
フル充電
約7時間
フル充電
30分
80%充電
設置は? 容易 比較的容易 一般家庭では難しい
メリット 一般家庭で普及している電源から容易に供給できる 料金が安い深夜電力を
効率よく利用できる
短時間で充電できる
デメリット 充電時間が長い 充電時間がやや長い 大きな電力が必要なため、消費電力が大きい
用途 一般家庭 一般家庭、企業など 専用のEVステーション、サービスエリアやパーキングエリアなど
※トヨタプリウスPHVは200V電源を使用した場合、約90分で満充電が可能となります。

家庭用電源から供給するには

家庭用電源から供給充電するには、専用のコンセントと充電ケーブルが必要となります。
もちろん、100Vの場合は通常のACコンセントからでも充電できますが、屋外に設置するため、パナソニックなどのメーカーより発売されている専用コンセントの設置がオススメです。

電気料金が割引になる深夜電力を利用した充電が出来るのがメリットです。特に200Vタイプは約7時間でフル充電が出来るので特にオススメです。200V電源は最近の新築住宅では空調設備用にすでに設置されているところもあるので工事費も余りかからないでしょう。

家庭用の用途としては1日における走行距離が比較的短く、子どもの送迎や近郊のショッピングなどとして利用し、夜間に充電するといったスタイルになるでしょう。

スーパーやショッピングセンターでの充電方式

現在開発が進められ、実現が予定されているのがスーパーなどに設置される中速充電設備です。
これは家庭用などの通常充電の約10倍の早さで充電が可能で、約60〜90分程度の充電が出来るのが特徴です。また、消費電力が急速充電の約半分に抑えることが出来るためコストの面でも注目されています。

この方式だと滞在時間が1〜2時間程度のスーパーやショッピングセンターなどに向いているといわれています。
お買い物を済ませて駐車場に戻ってくると、約80%までの充電がされているという感じです。

バックアップ電源として利用できる

EV&PHVカーは非常時の災害など、停電時にバックアップ電源として利用することも可能です。
東日本大震災を教訓に、このEVカーなどが注目されています。日産リーフの場合、フル充電で4人家族を想定した場合、約2日間程度の電力を供給できることになります。エアコンや電子レンジなどの消費電力の大きい電化製品も使用することができます。

充電時の電気代は?

EV&PHVカーは充電池に電気を充電し、それをモーターを駆動する力に変えて走行します。
EVカーの日産リーフを例に算出してみましょう。
これを一般家庭用電源から充電した場合とします。
日産リーフは24kwhの充電池を搭載しています。家庭用従量電灯が24円/kwとした場合、フル充電で約576円が電気代となります。EVカーは1回の充電で約150〜200q走行するので、ガソリン代と比較した場合かなりお得な金額となるでしょう。
エアコンなどの車載電気機器を使用する事も加味しなければならないので、一概に大きな差はあるとは言いきれませんが、それでも深夜電力などを利用することでより経済的になるのは大きなメリットですね。
※深夜電力は別途契約が必要です。割引率などのサービス内容は各電力会社によって異なります。お住まいの地域の電力会社へお問い合せください。 

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